ガチョウ出血性腎炎腸炎 (Hemorrhagic nephritis enteritis of geese, HNEG)

原因ガチョウ出血性ポリオーマウイルス (Goose hemorrhagic polyomavirus (GHPyV, GHPV))による感染
※鳥ポリオーマウイルスの一種

分類:ポリオーマウイルス科
ゲノム:環状二本鎖DNA
ゲノムサイズ:約5 kbp
エンベロープ:なし
感染する鳥種 (宿主)ガチョウ及びアヒル
主な症状突然の虚弱、皮膚や内臓での出血、肝臓肥大、神経症状が見られる
アヒルは無症状のキャリアの可能性がある
感染経路糞便や体液を介して、特に密集した飼育環境で感染が広がりやすい
経口または気道から感染する可能性が高いとされる
診断方法PCR検査
治療方法根本的な治療方法なし
予防策衛生管理の徹底
感染した個体の隔離

引用

CW Wang, et al. Pathogenicity of Avian Polyomaviruses and Prospect of Vaccine Development. Viruses. 2022 Sep 19;14(9):2079.

JL Guerin et al. A novel polyomavirus (goose hemorrhagic polyomavirus) is the agent of hemorrhagic nephritis enteritis of geese. J Virol. 2000 May;74(10):4523-9.

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