白カナリアの遺伝性 (潜性遺伝)

概要

カナリアの黄~赤色の羽色は、食事から摂取されるカロテノイド色素の蓄積です。カロテノイド色素の取り込みに関与するタンパク質であるscavenger receptor B1 (SCARB1, SR-B1)に変異があると、カロテノイド色素を取り込むことができず、羽色は白色を示します。詳細はこちら

本検査では、SCARB1の点変異を検出します。例えば、本検査で親鳥の遺伝子型を確認することで、子の表現型を予測することができます。

鳥類の遺伝学的調査や適切な繁殖 (ブリーディング)に本検査結果をご活用ください。不必要な繁殖は親鳥の負担になるのでお控えください。

対象鳥種

カナリア (Serinus canaria)

試料

羽根 (羽軸根がある大きなもの)

※羽根以外の試料で検査をご希望の方はお問い合わせください。

値段 (料金/費用)

5,000円/1試料 (税込み)

※クレジットカード決済による先払い

納期

試料到着と着金を確認後、1週間以内

試験結果

試験結果は、「SS / Ss / ss」としてメールで報告いたします。また、試験成績書が必要な方は別途ご連絡ください。

SS:顕性ホモ (優性ホモ)
Ss:ヘテロ
ss:潜性ホモ (劣勢ホモ)、白色を示します
試験結果の詳細はこちら

ターゲット領域

SCARB1の点変異 (exon 4)

注意事項

本検査は、個体の優劣を判別するものではありません。

羽色について、SCARB1の点変異 (exon 4)以外の遺伝子が関与する場合、検査結果と表現型が一致しない可能性があります。

申込み方法

ご利用の流れをご一読の上、下記ボタンよりお申し込みください。